長野県の酪農家、土塊牧場さん
2019-03-06 配信
伊那市の山のふもと、遠くの山や街を見晴らせる気持ちのいい西箕輪地域で酪農を営む土塊(つちくれ)牧場・小野寺さんファミリーへ、先日お邪魔ました。
◎地域の畑が広がる場所にある牛舎で乳牛を育てながら、お米や牧草や小麦・野菜も育てていらっしゃいます。
お宅では牛糞を発酵させて発生するメタンガスを利用して、調理時のエネルギーに活用しています。さらに発酵を終えた残りは、液肥として田畑や牧草地へ帰しているそうです。
一見、ふつうのガスと変わらないコンロで沸かしたお湯で、哲也さん(通称ジョンさん)がコーヒーを淹れてくださいました。
自然エネルギーを活かすまでのお話し、
こちら「伊那谷ねっと」の〈2014年3月5日〉の記事にもご紹介がございます。
◎「ユメセイキ」のうどん
ハラペコあおむしで入荷しているのは、うどんの乾麺です。
「ユメセイキ」という小麦で作られたこのうどんは、草に負けやすく今では県南部ではほとんど作られていないそうですが、その味が気に入りこれまで自家用として長く自家採種で育てているそうです。
麺の太さが2種類あります。ハラペコあおむしでは太麺を手に取る方が多いのですが、伊那のご近所さんたちには細麺が人気なのだとか。
一緒に酪農を営む息子さん夫婦は愛農高校の卒業生で当店店長の同級生でもあります。
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