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平和の種が生まれめぐる「ぐるり農園」

2016年8月

種が生まれると書いて「たなお」と読む。ハラペコのご近所・伊賀市種生地域を拠点に、昨年の夏から農業を始めた小山 高人(たかと)さん・萌愛(もえ)さん。

1町2反ほどの広さの畑と田んぼで、なるべく自然環境によりそった農法で、お米と20 種類以上の作物
を育てている。自家採種や友人から引き継いだ種も育て、在来種などのちょっと珍しいお野菜もちらほら。 たなお 農園さんを見学させて頂きました。

種生の自宅の近くで畑と苗床や堆肥づくりをおこない、滝之原で田んぼを、寺脇で果菜類の畑をつくっている。それぞれ車で10 数分の距離があるが、3つを見回りながら管理している。 それぞれの農場は、それぞれにご縁があって紹介を受けた土地だそうだ。 それぞれの地域で土壌の質にも個性があったり、民家の近くの農場と山あいの自宅周辺の畑では、獣害の対策も違ったりする。 就農してからのこの1年は、それぞれの土地にどんな野菜が合うか、観察したり試しながら育てているという。

37_large(大根の種)

野菜は、めずらしい在来種のキュウリやナスなど、ユニークな種類が多い。自家採種した種や、友人から分けてもらった種を大切に繋いでいる。また、畑の雑草を全てキレイに取り除いてしまうのではなく、野菜の根に干渉しない草は背を高めに残して刈り、根元に置くことで土の養分とし、土の乾燥を防ぐ効果もある。 手作りした肥料を与える野菜もあるが、無施肥で育てている野菜も多い。

途中で通りかかった近所の猟師さんや近隣の農家の方との井戸端会議も盛り上がる。
受け継いだ種をつないでいったり、ご縁があった農場を大切に使っているお二人を見て、人と人との絆を大事にする思いが伝わってくるようでした。

~農園のお2人からのメッセージ~
人と人との繋がりを大切に感じながら、地域にあるものを活かして循環する、平和を目指す農園のあり方を考えています。

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