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ハラペコ通信 2020年6月号〜田植えの風景から〜

2020-06-11 配信

店頭で配布中、月刊 “ハラペコ通信”
2020年6月号の紹介♪

5月は、田植えの季節でした。
当店のスタッフもしてくれているモエさんは、
伊賀青山の地域で「ぐるり農園」として農業をしています。

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「田植えの風景から」

若葉が美しい五月、私たちの暮らす山里では、森からカッコウの透き通る声が聞こえ、田んぼではカエルの合唱が響き、あちこちで家族が集まり田植えをしている。世の中では様々な変化や新しい情報に溢れ、困惑することもあるが、毎年同じ営みを繰り返す自然の中に身をおくと、ほっと安心する。そしてこの環境や支えてくれる人々に、生かされていることに気づく。
今年の田植えは人を呼ぶのは難しいかなと、寂しい気持ちになっていたが、田植えをしたいと友人が連絡をくれた。当日ハラペコスタッフの子どもたちも来てくれて、晴々とした空のもと、みんなで田植えをすることに。皆とても真剣に、一本いっぽん丁寧に植えてくれた。後半、子どもたちはカエルやホウネンエビを追いかけてきゃっきゃっと遊び、大人はそれを見守ったり、横で黙々と田植えをしたり・・・その景色にふと、同じように夢中になって遊んだ幼少期を思い出し、今も自分はあの時の感覚のまま、農業をしているんだと気づかされた。そして子どもも大人も、ただ夢中になる姿が集まると、こんなにあたたかい景色になるんだなあと、しばらく眺めていた。
田植えのあと、ハラペコ店長の結美さんから「子どもたちがきらきらした目で帰ってきたから、何も聞かなくても伝わってきました。ありがとう」というメールが届いた。みんなで一緒に田植えをすることで、私は作業を手伝ってもらうだけでなく、普段得られない刺激をもらい、来てくれた人はなぜか少し元気になって、ありがとうと帰っていく。この、お互いがしあわせな感覚がいいなと思う。
きっと今年はみんなで特別おいしいお米が食べられそう。
ぐるり農園 小山萌愛
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店長ゆみおすすめ絵本紹介、スタッフの自己紹介、
おすすめの季節限定「青豆おぼろ豆腐」の紹介もあります。

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